長く、退屈で、難しい映画。

 その長さや、つらさが、そのまま主人公のつらさに直結してくんねんけど、正味、早送りはしたかった。

 宗教とか、イスラエルとかに鈍感やし、人死ぬ映画はきついんよね。

 言いたいのは、家族の大切さ。家(国)の大切さ。
そして、政治家、イスラエルという国に対する批判であることは間違いないと思う。

 妻に対して
「君だけが祖国だ。」
と言い、最後にはイスラエルを離れて、家族とアメリカへと移住する主人公のアヴナーがその辺を象徴してるはず。

 報復に参加したものが、報復におびえ、殺しても、後継者が生まれると言う、負の永遠の連鎖のくだらなさをスピルバーグは描ききったと思う。

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